振ったけど復縁したい…自分から振った元カレと復縁するために大切なこと
ちょっとした行き違いやケンカで腹が立って、振ってしまった。。。
元カレの態度がうっとうしくなって、つい不満を言ってしまった。。。
他に気になる人ができて距離を置いてしまった。。。
このように自分から元カレを振ったものの「やっぱり好き、やり直したい」と思ってしまうケースはあると思います。
自分から振った場合、自分からもう一度「やり直したい」と伝えればよりを戻せるのではないかと思ったりしますが、復縁はそうはうまくいかないものです。
二人の間には「別れた」という事実があり、元カレの気持ちが昔のままとは限りません。
自分が振った元カレと復縁したいと思ったら、元カレの気持ちをきちんと理解して行動することがとても大切です。
そこで今回は、振った側だけれど復縁を望んでいるあなたのために、「振った側からの復縁方法」をご紹介していきたいと思います。
自分から振ったのに復縁したい気持ちが芽生えてしまう理由
そもそも嫌いになる原因があって振ったはずなのに、なぜ復縁したいと思ってしまうのでしょうか?
いくつかのパターンをご紹介します。
別れてから、彼の優しさに気付いた
つきあい始めはその優しさを身に染みて感じていたのに、時間が経つにつれてそれが当たり前になり、なんとも思わなくなってしまうのはよくあることです。
別れた時には「ただ優しいだけの男」なんて感じていたかもしれませんね。
ですがその存在がなくなったあと、辛いことがあったときに「こんなとき、彼がいたら慰めてくれるのに」などと都合よく思い返してしまうことも、またよくあること。
元カレの優しさがとても貴重だったことを、再認識してして、取り戻したいと考えてしまう瞬間です。
新しい男性と比べて元カレの良さに気づいた
元カレと別れた後に、いろいろな男性との交流が増えた人もいるかもしれません。
その態度や容姿を見るたびに、つい元カレと比べてしまう。
すると、「元カレの方がよかったな」なんて思うこともあるでしょう。
つい減点法で男性を見てしまうわけですね。
「こんなことなら別れなきゃ良かった」と一瞬頭をよぎって、元カレのことが気になり始めたりします。
周りから「別れたのはもったいなかった」と言われた
「え、別れちゃったの?あんないい人、めったにいないのにもったいない」
「お似合いの二人だと思ってたけどな」
などと、あまりに周りから言われたりすると気持ちがぐらつくこともあります。
「自分の判断って、間違ってたのかも」
なんていう後悔の気持ちが高まり始めると、やりなおしたい気持ちも高まっていくものです。
元カレに新しい彼女ができてモヤモヤする
元カレが共通の友達とつながっていたり、まだSNSでつながっていたりすると、元カレの情報が耳に入ってくることもあります。
「新しい彼女ができたらしい」なんていう情報が入ると、やっぱり気になってしまうもの。
自分はまだひとりなのに、元カレだけが幸せになっているような気がして、モヤモヤしてしまうのです。
それが「やり直したいな」なんて思い始めていたタイミングであればなおさら、気持ちは落ち着かなくなるでしょう。
寂しくなった
元カレと別れた後、新しい出会いがあるわけでもなく、毎日会社と家の往復で変化が無い、つまらない。。。
元カレと一緒だった時には、毎週のようにどこかに出かけていたのに、今は退屈。。。
そんな毎日を送っていると物足りなさや寂しさも高まってきて、元カレのことを思い出すことも多くなったりするものです。
それが続けば、やりないしたい気持ちも高まってきます。
振られた元カレの心理は?
自分から振った元カレとの復縁を考える場合、「振られた元カレの心理」について考えることはとても重要です。
別れを突きつけられた元カレは、小さくはないショックを受けていることは確実です。
そのショックを経て、どのような心理になっていることが考えられるかをご紹介します。
元カレのタイプや別れた時の状況や理由などから、どのようになっていそうかを想像してみましょう。
復縁したいと思っている
まず考えられる心理としては「あなたと復縁したいと思っている」ということ。
元カレからすると突然、気持ちを断ち切られた状況なので、よりを戻したいという気持ちを持っている人も多いでしょう。
「次の出会いを探そう」と諦めようとすればするほど、相手への執着が生まれやすくなるものです。
この状態に陥っている人は失恋に苦しんだ時間の分だけ、より「復縁したい」という気持ちが強くなっていくようです。
別れ方にもよりますが、別れてからあまり時間が経っていないタイミングであれば、こういった気持ちになっている可能性は高いでしょう。
プライドを傷つけられたと感じている
「男はプライドの生き物」とよく言いますが、自分にある程度のプライドと自信を持っている男性は多いもの。
なので、「何でこんな俺を振ったんだ」と振られた時のショックが大きいのと、元カノに対して腹立たしい気持ちでいる場合があります。
幸せだった毎日を壊した憎らしい相手と思われている可能性もあります。
また、「俺の何が悪かったんだろう」と自己嫌悪に陥っていることも考えられます。
「振られる」ということはある意味、自分の存在を否定される行為とも言えます。
これは、振られた側にとっては非常にショックな出来事です。
別れの原因について「自分がダメだから振られたんだ」と思い込んでしまい、自己嫌悪に陥るケースも少なくありません。
この場合は「恋愛はコリゴリ」という状態で、心を立て直すためにしばらく恋愛から遠ざかるパターンが多いでしょう。
もしこの状態に陥った人に復縁を申し込みたいなら、相手がその気になるまでしばらく時間を置かなくてはなりません。
いわゆる“冷却期間”を置いて、相手の心が回復するのを待ちましょう。
終わったこととして処理されている
もともとさっぱりしたタイプだった場合や、落ち込みやすいからこそ忘れて前を向こうとするタイプの場合、あなたとのことはすでに終わった過去のものとして処理されている場合もあります。
こうなっていると、あなたのやりなおしたい気持ちにも響かない可能性が高く、復縁へのハードルは高いと考える必要があります。
振った元カレと復縁するための心得
最後に、元カレを振ったあなたが復縁するために大切な心得について、ご紹介したいと思います。
一度は関係が壊れた二人であると自覚する
あなたが切り出した別れは、振られた元カレに大きなショックを与えています。
そのショックのあと、もういちどつきあう気持ちを復活させるというのはかなり大変なことです。
「私が言えばすぐやりなおせる」とは考えず、「二人の関係は一度壊れていて、元カレは大きなショックを受けている」ということを常に考えながら、復縁に向けたアプローチをしていくことがとても大切です。
素直に謝る姿勢
元カレと話をする機会ができた時には、素直に謝ることが大切です。
言い訳がましい言葉や、自己弁護の言葉は相手の信頼をさらになくしてしまいます。
別れにはあなたなりの理由があったとはいえ、一度は元カレの心を傷つけてしまったことを真摯に受け止め「あの時は自分の気持ちばかりでごめんね」と誠心誠意伝えましょう。
このときに自分の気持ちを押し付けると、
「また自分の気持ちばかり…」と捉えられかねません。
まずは相手の信頼を取り戻すことに専念しましょう。
上から目線の言動はNG
振ったあなたに上から目線で何かを言われたりされたりしたら、元カレはどう感じるでしょう?
「自分から近付いてきたくせにその態度かよ」
「また自分勝手に振り回すつもりか」
といった不信感が生まれます。
つまり振った側からの復縁を成功させるには「上から目線な言動はNG」ということです。
振った側は、自分にアドバンテージがあると無意識に思い込みがちですが、それは大きな勘違いです。
元カレの中にあなたへの未練があったとしても、振った相手が別れた後も上から目線な態度で接してきたら、もう一度信頼することが難しくなってきます。
元カレと対等に接するよう心がけましょう。
自分に対する元カレの気持ちを考えて寄り添う
振った側から復縁を成功させるには、元カレの心に寄り添う行動を心がけることも大切です。
たとえ振った側から歩み寄っても、振られた相手が想像通りの反応を返してくれない可能性は十分にあります。
既読スルーされた、相手の態度が軟化しない、復縁を一旦断られた、又は保留にされた。。。
このように相手が頑なな場合は、まだ心が傷ついたままで、あなたのことを信頼しきれていない状態であると考えられます。
そんな時は時間をかけて、相手の気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
無理強いをしたり急かしたりせず、誠実に接し続けましょう。
ずっと寄り添ってくれる存在がいれば、きっと相手の閉ざされた心もほどけていくでしょう。
復縁の決定権は相手にあると考える
連絡も取れるようになって二人で会うことも増えてきた。
そうなってくると、振った側の自分が2人の関係をコントロールできると勘違いしてしまうことがあります。
「ここまでもう一度仲良くなったし、別れを切り出した自分から復縁を申し込めばうまくいくだろう」
と、簡単に考えてしまいがち。
ですがその考えは捨てましょう。
あなたと復縁するかどうかは、大きなショックを負わされた元カレ側にあります。
もし復縁を切り出す時には、「別れようと言ってごめんね。自分が間違っていた。よかったらやり直したいんだけど、どうかな?」とまずは改めて謝罪をし、相手の気持ちと判断を伺うようにしましょう。
まとめ
自分が振っておいて、その相手に復縁を迫ることは、相手を振り回して自分勝手にふるまっているととらえられてもしかたがない行為です。
それでもどうしても元カレと復縁したいときには、ご紹介したようなポイントを押さえて慎重に事をすすめてくださいね。