よりを戻したい。その気持ちの理由とは？
一度は別れを選んだけれど、時間が経ってみるとやっぱり忘れられない。
なぜか元カレのことばかり思い出す。
そんな経験はありませんか？
ある調査によると、破局後に元カレとよりを戻したい女性が60％以上もいたとか。
多くの女性が元カレとよりを戻したいと思ったことがあるようです。それだけ女性の方が、別れを後悔することが多いのかもしれません。
よりを戻したいというこの心理の奥には、なにがあるのでしょうか？
別れてから彼の魅力を再認識したから、よりを戻したい
失った後に大切なものに気づく・・・よくあることです。
失恋も同じ。
付き合っている時は彼の存在やしてくれることが当たり前すぎて何も感じなかったけれど、そんなにまでしてくれる人は他にいないと感じてしまった。
そんな風に破局後に彼の魅力に気づくと、その関係をもう一度取り戻したくなるのは当然です。
また新しく彼ができた場合には、どうしても元カレと比較してしまいがちです。
今の彼の方がよいのであれば問題ないですが、ちょっとした場面で「前の彼の方が・・・」となると、失った恋をますます取り戻したくなりますし、今の彼にも冷たくなっていくことになり、両者にとって良いことはどこにもなくなってしまいます。
ひとりがとても寂しいから、よりを戻したい
彼と別れた後にフリーの状態が続けば、一緒に過ごしていたスケジュールにぽっかり穴が開くことになります。
都合よく友達と出掛けられたりすればいいですが、そうもいかない時には「暇だな」という想いが募り、やがて元カレとの思い出にもつながっていくことになります。
そうなるとやはり、元カレとよりを戻したい気持ちは募っていきます。
会社の残業を終えた後、「疲れた」と愚痴を言える相手がいない。
特にラインも来ずに、寄り道のお誘いもない。
そんな疲れたタイミングでは、より一層“ひとりぼっち感”が増してきて、よりを戻したいと思うかもしれません。
また街で仲良さそうに歩く自分と同年代のカップルを見れば憧れが募り、元カレとよりを戻したいと強く思うかもしれません。
隣の芝は青く見える。失った恋の大切さに気付いてしまう瞬間です。
こういった寂しさは恋愛心理学的に、孤独感から「他者から自分の存在を認識されないと錯覚して引き起こす感情」であるとも言われています。
失恋して独り身になったということは、自分を必要としてくれる存在がいなくなったということ。
そんなことを感じてしまったら、復縁したくなるのも当然です。
相手への執着心が消えない
意識・無意識にかかわらず、元カレに対する執着心がどんどんと高まってしまうケース。
これは特に、自分が望んではいなかったのに別れることにななってしまった場合に起こる心理です。
「もう二度と、あんな人は現れない」
「あんな素晴らしい恋愛はもう二度と出来ない」
「自分の理解者は元カレだけだ」
といった想いに囚われると、よりを戻したい気持ちはますます強くなり、なんとしてでも復縁しなくてはとそれ以外の道を断ってしまいます。
どんどんと、自分の視野が狭くなっていく状態です。
よりを戻したいときに、やってはいけないこと
まだ恋が始まる前、好きになった彼の気持ちを惹くためにすることと言えば、
・好きアピールをする
・スキンシップをする
・友達を使って遠回りに気持ちがあることを伝える
・たくさん連絡をして意識してもらう
など、相手との距離をどんどん縮めることだと思います。
ですがこれは、よりを戻したい・復縁をしたいという時には逆効果になる可能性が高いです。
好きアピールをする
これは復縁ということで言えば、「復縁を迫る」ということだと思います。
たとえ口にしなくても連絡をあまりにもしょっちゅうすることは、「復縁したがっている」という印象を相手に与えます。
相手の状況や気持ちなどおかまいなしに、自分の「よりを戻したい」気持ちのままに連絡をしまくったりすれば、敬遠されてしまう可能性は高くなります。
友達を使って遠回りに気持ちがあることを伝えるといったことを繰り返すのも、同じ結果を招きます。
謝りまくって許してもらおうとする
また、とにかく謝りまくって許してもらおうとするのもNG
あなたはとにかく謝ることで、自分のことを許してもらおうとしているのでしょう。
ですがあなたが謝ることで元カレの方は、自分がとても悪いことをしたような罪悪感を持ってしまいます。
そして、あなたと話す→謝られる→罪悪感→嫌な気分となり、連絡を取り合うことも拒否したくなってしまいます。
これらはいずれも、自分の気持ちを押し付けているだけなので、元カレはあなたに対してますます嫌悪感を持ってしまいます。
せっかくLINEではつながっていたのに、ブロックされて連絡が付かない・・・といったことにもなりかねません。
よりを戻したい・復縁をしたいという気持ちは、あなたの中にだけある感情です。
元カレが同じ気持ちでいるかどうかは、わかりません。
当然復縁は、元カレの側も同じ気持ちにならない限り叶いません。
復縁の場合、二人の関係はマイナスからのスタートであることを忘れずに、元カレの気持ちにも配慮しながら振る舞うことが大切です。
「元カレは今、私の事どう思ってる？」
「私の復縁はどうしたら叶う？」
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よりを戻したいのなら一度、冷静になって
元カレとよりを戻したいと思うのであれば、一度その気持ちにブレーキをかけて、今の自分の状態を客観的に見つめることが大切です。
・本当に復縁したいと思うのか
・なぜ、彼じゃないといけないのか
・別れに至った原因の根源には、何があったのか
・自分に悪いところは無かったか
こういったことを一度整理してから復縁に踏み出さないと、せっかくよりが戻ってもまた同じ結果になってしまったり、そもそも復縁自体も叶わない、ということになります。
また相手がどんな気持ち・状況であるのかについても、想像だけでもしてみる配慮が必要です。
相手に対する気遣いが無ければ、よりを戻すことはできません。
よりを戻したいという想いが募った時こそ、一度立ち止まってみてください。
元カレとよりを戻すためのアプローチ
最後に、「それも元カレとよりを戻したい」と思った後に実践したい、よりを戻すためのアプローチのポイントについてまとめたいと思います。
自分から彼を振った場合
自分から彼を振った場合、彼の心は傷ついて終わっています。
このような場合の復縁で大切なのは「素直な気持ち」。
このスタンスを基本として、アプローチしていきましょう。
①「よりを戻したい」と連絡する
まずは、元カレにLINE・メールで連絡をしましょう。
最初の連絡から、「私からお別れしたことを後悔しています。もう一度会ってもらえませんか？」など、目的をはっきりと書いてください。
この時、軽いノリで「また会わない？」などと送るのはNG
振られてしまったという彼のプライドを回復させるためにも、「会ってもらえませんか？」と丁寧にお願いするのがポイントです。
なぜ自分が別れたことを後悔しているのかという理由は、相手の表情を見ながら伝えていく内容です。
文章だけでは相手の表情が見えず、感情がすれちがう危険性があるため、最初の連絡では送らないほうがいいでしょう。
また、「久しぶり。お元気ですか？」といったあいさつ程度のLINE・メールだけを送って、相手の反応を見るのもNGです。
「お前から振っておいて、元気なわけないだろ！」と、彼が怒りを感じてしまう可能性が高いので、注意しましょう。
②気持ちが変化したことを伝える
元カレに実際に会うことができたら、なぜ自分から振ったのにもう一度よりを戻したいと思ったのか、その気持ちの変化を時系列で伝えましょう。
元カレの気持ちの中には、
「自分から振っておいて、また会いたいとか、どこまで自分勝手なんだよ」
という思いが少なからずあります。
そのため心の変化を順序立てて、丁寧に伝えるのです。
また一度に元通りになろうとはせず、元カレが気持ちを変えてくれるまでじっくりと時間をかけ、少しずつ関係修復をしていくスタンスが必要です。
自分が元カレから振られた場合
一度は彼から「恋愛感情がなくなった」という事実を突きつけられているのですから、よりを戻すための一歩を踏み出すまでの心理的ハードルは非常に高いですよね。
まずは自分自身の、復縁への心理的ハードルを下げることが大切です。
①「男は別名保存」の法則を思い出す
まずは、「男性は女性を別フォルダに別名保存している」という基本法則を思いだしましょう。
女性の恋愛は上書き保存ですが、男性の場合は新しい彼女ができたとしても、元カノのことは心の別フォルダに別名保存していることが多いです。
振られたことによって、あなたのプライドは傷つきました。
それでも忘れられないのは、それだけ大切な人だということ。
そんな自分の気持ちを信じて、ネガティブ思考はシャットアウト。
自分にとって都合のいい場合だけを想像して、再度アタックあるのみです。
②「もう彼女できた？」と連絡する
元カレに、LINE・メールで「もう新しい彼女できた？」という一文を送りましょう。
この連絡に対する彼の反応が「彼女できたよ」という連絡だけなら諦めたほうがいいですが「なんでそんなこと聞くの？」とか「できてないよ」という返信であれば、彼も気持ちが残っている可能性があります。
「彼女できてないと聞いて安心しました」から入って、少しずつ距離を戻していきましょう。
「可能性があることがわかったら焦らない」。これが、振られた場合によりを戻すコツです。
③2人で会う機会を作る
彼にもまだ自分に気持ちが残っていることが確認できたら、実際に2人で会う機会を作りましょう。
ここでも焦りは禁物。最初の数回は食事程度で、彼の近状や気持ちを探っていくこと。
会うときには、彼が好きだった格好（髪型・メイク・服装）と明るい表情を心がけてください。
別れたときの気持ちを引きずっていると、彼を重い気持ちにさせてしまうので注意です。
彼に「やっぱり彼女といると楽しい時間が過ごせる」と別れたことを後悔させ、「彼女をとられたくない」という嫉妬心まで引き出せたら、復縁成功率はグッと高くなります。